上関町の「原発建設計画中止!」を求める署名

経済産業大臣宛 : 上関町の「原発建設計画中止!」を求める署名

□■□想定外の地震や事故が起こったら取り返しがつかないのではないでしょうか・・・。

□■□付近の住民は健康で安心した暮らしがしていけるのでしょうか・・・。

□■□貴重かつ希少な生物を絶滅させてしまっていいのでしょうか・・・。

□■□原発をつくらなければ電気は本当に不足するのでしょうか・・・。

 この地で生きて幸せに暮らしたい 
こんなにも不安があって幸せに暮らせると思いますか・・・

中国電力が進める上関原発建設計画は、数々の問題を残したまま強行されようとしています。この状態で建設計画が進めば、地元住民の暮らしや命が脅かされ、貴重な生物や環境は破壊されます。
私たちは、上関原発建設計画の即時中止を強く求めます。

▼署名用紙ダウンロード
署名用紙PDF
※ご家族のみなさんもお願いします
※この用紙をコピー、印刷して広めてください
※個人情報は本署名以外に利用しません

●集約日 9月15日
★引き続き、署名を集めています。次回集約は2010年3月31日です。

●集約先: 原水爆禁止山口県民会議
〒753-0078山口県山口市緑町3?29 労福協会館2F
TEL 083-922-1841 FAX 083-924-8145

【 呼びかけ団体 】
原発に反対する上関町民の会
上関原発を建てさせない祝島島民の会
原発いらん!山口ネットワーク
長島の自然を守る会
原水爆禁止山口県民会議


上関町の「原発建設計画中止!」を求める署名(趣意書)

山口県上関町に中国電力による「原発建設計画」が持ち上がって以降、28年が経過します。この長きに渡って地元上関町町民は、いわゆる推進派と反対派に二分され、町内の人間関係はズタズタとなって現在を迎えています。
上関原発建設計画は、2001年に国の電源開発基本計画に組み入れがされ、昨年には建設予定地の「埋め立て許可」が出されるなど、一見して建設に向けて着実に進んでいるかのように見えます。しかしそうではありません。地元住民の安心や暮らしへの保障は全く理解を得ていないばかりか数々の問題点を残したまま、国や中国電力によって強行されようとしています。

柏崎刈羽原発事故で証明された耐震性に関する疑念や石川志賀原発での臨界事故や事故隠しの事業者の体質などから原発に対する安全や信頼が大きく揺らいでいます。ひとたび事故を起こせば想定外の大惨事を引き起こす可能性を持つ原発は、例え、CO2対策や電力供給上有効だとしてもその選択肢から除くべきものであり、上関原発計画は中止すべきです。

また、埋め立て予定地は瀬戸内海国立公園に含まれており、貴重かつ希少な生物が多く生息している生態系豊かな「生き物の宝庫」と評価されている海域です。埋め立てが行われればこのかけがえのない生態系が失われるのは確実です。貴重かつ希少な生物の生息環境を維持することを求めます。

何より海を隔てて4Kmの対岸にある祝島は、周辺海域を重要な漁場としており、埋め立てが行われれば今でも厳しい営漁生活に更に大打撃をこうむり、生活をすることができなくなります。だからこそ、原発計画浮上以来おおかたの島民が28年間もの長きにわたり、命と生活を守るため一切の妥協なく計画に体を張って反対し続けています。原発は祝島島民の生きる権利を奪うものです。

まだ間に合います。上関原発計画は止めることができます。今回実施するこの署名を大きな力に変えていきます。多くの皆さんの署名を得て、その願いを国や事業者にしっかりと伝え、「上関原発建設計画中止」に結び付けます。