ケビン氏東京講演会:使用済燃料プール放射能漏れ等[2010/8/10]【終】
米国の著名な反原発団体 Beyond Nuclear(「核を超えて」)から、ケビン・キャンプス氏が急きょ来日されます。ケビン氏は、核廃棄物問題や原発の安全性問題について活動されています。
Beyond Nuclear は2009 年秋にLifetime Achievement Awardを受賞し、全米でその活動が認められました。
ケビン・キャンプス氏東京講演会
「まずは漏らし、あとで措置」
米国で頻発する使用済燃料プール等からの放射能汚染水の漏洩
オバマ政権の原発新規立地に反対する米国の運動
日時:8月10日(火)18:30-21:00
会場:文京シビックセンター 26階スカイホール
(地下鉄後楽園・春日駅/JR水道橋駅)
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_shisetsukanri_shisetsu_civic.html
テーマ:プルサーマル・使用済燃料プール漏えい問題/原発輸出・オバマ政権債務保証問題
参加費:800円(大学生以下500円)
主催:福島老朽原発を考える会/原子力資料情報室
日本政府と電力各社は、プルサーマルを強行に推し進めています。プルサーマルで生み出される使用済MOXは持って行き場もなく、原発の使用済燃料プールで超長期に保管されることになります。しかし、米国では、原発の老朽化に伴って、プール等から放射能汚染水が、気づかれることなく漏えいし、周囲の環境を汚染する事故が多発しています。「まず漏らし、あとで措置」という電力会社とNRCの経済性最優先の姿勢に批判が強まっていま。使用済燃料プールでの超長期の保管がいかに危険なことであるのか、米国での実態を紹介していただきます。
さらに、ケビン氏はオバマ政権が進める原発新規立地推進に反対する活動のリーダーでもあります。経済危機の中で、銀行等は原発への投資を控えています。そのため、オバマ政権は電力会社に債務保証を行い、新規立地を後押ししようとしています。米国では大衆的な運動で、昨年2月にも、500億ドル(約5兆円)の債務保証案を阻止しました。日本政府は、米国やベトナムなどへの原発輸出を推進しようとしています。米国内での新規立地反対の運動と日本からの原発輸出反対の声を連携させていきましょう。
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