CNIC第68回公開研『高速増殖炉開発は税金の無駄遣い 成功しない技術的な理由』[2009/12/8]【終】
原子力資料情報室第68回公開研究会
高速増殖炉開発は税金の無駄遣い 成功しない技術的な理由 【終】
お話し:小林圭二さん(元京大原子炉実験所)
日時:2009年12月8日(火)午後6時半から
場所:文京シビックセンター4階ホール
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_shisetsukanri_shisetsu_civic.html
東京メトロ丸の内線・南北線後楽園駅徒歩1分
都営地下鉄三田線・大江戸線春日駅徒歩1分
JR総武線水道橋駅徒歩8分
資料代:800円
2010年度予算をめぐり、事業仕分けの審議がつづいています。聖域なき見直しといいますが、高速増殖炉開発に関しては「高度な政治的な判断」であいまいな審議内容のまま終えようとしています。原型炉「もんじゅ」は1995年12月8日にナトリウム漏えい火災事故を起こしたまま現在も止まっています。これを今年度中には再稼動したいと予算が組まれています。仮にうまくいっても「もんじゅ」は10年の発電運転が予定されているだけです。果たして、「もんじゅ」およびそれに続く高速増殖炉開発に税金を投入し続けることに意味があるのでしょうか?
政府はこれから高速増殖炉を開発しようとする国々を挙げて活発な研究開発が行なわれていると宣伝していますが、実際のところ、開発先進国はすべて撤退しました。これには理由があるはずです。技術的な困難さ、これと密接に係っている経済性のなさ、あるいは社会的合意の欠如といった問題が考えられますが、今回の研究会では、特に重要な技術的な問題に焦点をあてます。
講師の小林圭二さんは「高速増殖炉もんじゅ 巨大核技術の夢と現実」(七つ森書館)の著者で、科学者として「もんじゅ」訴訟などに係ってこられた方です。
主催:原子力資料情報室
〒162-0065東京都新宿区住吉町8-5曙橋コーポ2階B
TEL.03-3357-3800 FAX.03-3357-3801
URL:https://cnic.jp
e-mail:
協力:七つ森書館
▼会場MAP
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