『原子力資料情報室通信』2005年総目次(368~378号)

『原子力資料情報室通信』2005年総目次(368~378号)

数字は号数-頁数
*短信・資料紹介は割愛

◆再処理

六ヶ所再処理工場 ウラン試験開始の実態は? 平野良一…………368-1
六ヶ所村ーガラス固化体貯蔵建屋 安全審査に重大な誤り…………369-3
セラフィールド再処理工場からの放射能放出 と白血病 今中哲二…………369-12
NPT再検討会議を控えて 世界で巻き起こる 再処理凍結の要求…………370-14
再処理工場・操業延期 MOX燃料加工工場・ 立地基本協定締結…………371-8
THORP再処理工場 大規模漏えい事故で施 設閉鎖か!…………372-4
燃料プールで再び漏えい確認‐「総点検」作業 の見落とし箇所か…………373-9
THORP(ソープ)再処理工場 漏えいは昨年 8月から、配管は1月に破断…………373-10
ソープ再処理工場漏えい事故 大事故を招い た「新プラント信仰」…………375-9
ソープのガラス固化処理施設のトラブル 内 部告発で明らかに…………377-12
六ヶ所再処理工場は平和利用の目的以外に利 用されるおそれがある 事業指定取り消し を求める裁判に準備書面提出…………377-8
六ヶ所再処理工場操業延期ー高レベルガラス 固化体貯蔵建屋改造…………378-1

◆事故・危険性
規制緩和の流れの中での美浜3号機事故
 小山英之…………368-5
美浜3号事故調・最終報告へ―リアリティな き「安全第一」…………369-3370-1
美浜3号事故の全貌は「最終報告書」でクリア になったか?…………371-5
資料:原子力発電所および核燃料関連施設で 発生したおもな事故・故障
 (2004年4月~2005年3月)…………373-12
美浜3号事故1年 未検査を知っていた関電………… …………375-15
「原子炉格納容器の漏えい率試験規程」の国の 規制へのとり入れに関する問題点…………378-4

◆被曝・放射線
最近の低線量被曝の影響に関する話題…………368-2
低線量被曝問題への向き合い方
 小出裕章…………370-10
『市民版医療被ばく記録手帳』配布の試み
 崎山比早子…………372-6
放射線作業離職者に健康管理手帳を!
 内山俊一…………372-8
ICRP新勧告の発効は2007年に? 線量拘束 値の導入に日本が強く抵抗…………372-10
ヒバク60年と見えないヒバク
 豊崎博光…………374-1
低線量被曝でも発がんリスクー米科学アカデ ミーが「放射線に安全な量はない」と結論
 …………374-5
資料:労働者被曝データ(2004年度)…………375-11
原子力産業の衰退は原発の現場から
 石丸小四郎…………378-6
航空機乗務員の宇宙線被曝線量を管理へ…………378-12
視点:日本の放射線従事者に関する疫学調査 のありかた…………378-13

◆チェルノブイリ
チェルノブイリから19年 女性の生殖健康か ら子どもの現状を捉えなおす
 綿貫礼子・吉田由布子…………370-6
来年4月、チェルノブイリ原発事故20年シン ポジウム開催にむけて…………374-9
チェルノブイリ20年シンポジウム参加・賛同 のお願い…………377-13

◆地震
宮城県牡鹿半島沖の地震で女川原発1・2・3号 炉が自動停止ー設計用最強地震を超える地 震動!…………375-1
8.16地震と女川原発 湯浅欽史…………376-8

◆プルトニウム・もんじゅ
もんじゅ改良工事入りは暴挙…………369-1
もんじゅ設置許可処分が有効か無効かを争う 裁判 さすが最高裁!と賞賛される判決を 期待する 福武公子…………371-1
もんじゅ廃炉を目指す運動は終わらない―最高 裁が言い渡した最低判決の問題点…………373-1
行政を救うだけの最高裁判決―「蒸気発生器 伝熱管破損事故」、「炉心崩壊事故」を中心に
 小林圭二…………373-5
九州電力のプルサーマル計画を国が承認
 …………376-1
資料:日本のプルトニウム在庫データ…………376-3

◆放射性廃棄物
核燃料サイクル機構、人形峠ウラン残土を米 国にも放置…………376-12
むつ市、中間貯蔵施設受け入れ…………378-3
韓国:違法まみれの中低レベル放射性廃棄物 処分場選定…………378-10

◆新長計策定会議・原子力政策
2005年度電力供給計画からみる原発計画の衰退
 …………371-6
伴英幸の原子力長計策定会議委員月誌
(7)佐藤栄佐久福島県知事、イラク戦争にみ る戦車のような原子力政策の進め方と批判
 …………368-11
(8)表面化した廃棄物等価交換とTRU並置処 分…………369-7
(9)減りつつある原子力予算の奪い合い
 …………370-17
(10)原発の割合を3~4割に維持するつじつ まあわせ…………371-9
(11)核不拡散の観点からも六ヶ所再処理工場 を廃止すべき…………372-12
(12)パブコメは意見の質か、数の論理か
 …………373-11
(13)新長計パブリックコメントに多数の意見 応募を…………374-13
(14)政策大綱、醒めた目で見てみると
 …………376-14
「原子力政策大綱」推進のかけごえと現実
…………377-1
新「長計」は「政策大綱」になり得るか
 池野正治…………377-4
罪作りな原子力政策大綱 平野良一…………377-5
核燃料サイクル政策国際評価パネル(ICRC) の試み 吉岡斉…………376-4

◆核拡散
NPT再検討会議を控えて 世界で巻き起こる 再処理凍結の要求 田窪雅文…………370-14
NPT再検討会議 核不拡散を唱えながらプル トニウム抽出を強行する日本の矛盾…………372-1
日本の核武装と東アジアの核拡散…………375-6

◆裁判
核燃機構の不開示処分取消訴訟に勝利して― 国民に隠して進めた処分候補地選定調査
 兼松秀代…………369-8
「負の遺産」裁判の証人になりました。―志賀 原発2号機建設差止め請求訴訟
 澤井正子…………371-10
長尾原発労災裁判への国の補助参加に抗議し よう 川本浩之…………375-4
六ヶ所再処理工場は平和利用の目的以外に利 用されるおそれがある 事業指定取り消し を求める裁判に準備書面提出…………377-8

◆海外
脱原発と台湾第4原発の建設中止宣言を再確 認 ノーニュークス・アジア・フォーラム in台湾…………374-10
視点:アメリカで30年ぶりの原子力再興?
 …………376-11

◆その他
ITERは「希望の星」ではない 古川路明…………368-9
アラスカが日本の小型炉を誘致?…………370-16
原子力資料情報室2005年度総会報告…………372-13
広野房一さん、磯部甚三さん逝く…………374-16
政府の発電コスト試算の実態―だまされてい た私たち―…………377-6

『原子力資料情報室通信』379号(2006.1.1)掲載

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