返還高レベル廃棄物輸送船が2月1日フランス出港

返還高レベル廃棄物輸送船が2月1日フランス出港

 日本原燃は1月30日、フランスから返還される高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)の輸送船が2月1日にシェルブール港を出港する、と発表した。
輸送船名は「パシフィック・サンドパイパー号」、今回で11回目の輸送で、3月に六ヶ所再処理工場のあるむつ小川原港に到着の予定である。

 高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)の輸送は、日本がフランスのラ・アーグ再処理工場に委託している再処理に伴って発生した高レベル廃液を、ガラスに混ぜて固めたもの。高レベル放射性廃液に含まれる放射能(死の灰)のために、強力な放射線と高い崩壊熱を出す。
  
 輸送されるガラス固化体は全部で164本、関西電力分が63本、東京電力分が42本、日本原子力発電分が23本、中部電力分が20本、九州電力分が10本、北海道電力分が6本トンとなっている。

■関連情報
【東奥日報】
www.jnfl.co.jp/press/pressj2005/pr060130-1.html
【日本原燃】
輸送について
www.jnfl.co.jp/press/pressj2005/pr060130-1.html
輸送物確認証
www.jnfl.co.jp/press/pressj2005/pr060124-1.html
輸送物確認申請
www.jnfl.co.jp/press/pressj2005/pr051007-a.html
www.jnfl.co.jp/press/pressj2005/pr050801-1.html