再処理工場で「風評被害」申し立て
■六ケ所村再処理工場周辺の農業者のグループ「再処理工場について勉強する農業者の会(哘清悦会長)」は、青森県の風評被害認定委員会に救済を申し立てる方針を決定した。
昨年秋、会員の一人が六ケ所再処理工場のウラン試験の実施に伴い米の定期購入契約を解除された。売れ残った米110キロ分の代金55、000円の支払いを求め工場を運転する日本原燃と協議してきたが、「原燃側の態度に誠実さが感じられない(哘清悦会長)」状態が続いている。
購入打ち切りの理由として購入者から「安全性」への不安が表明されており、会は「風評被害」として県に救済の申し立てを行う作業を開始した。
■風評被害申請関連情報
(東奥日報)
www.toonippo.co.jp/kikaku/kakunen/new2006/0131_1.html
(デーリー東北)
www.daily-tohoku.co.jp/kakunen/news2006/kn060131b.htm