原子力資料情報室パブコメセミナー「核ごみ文献調査の技術的評価の問題点を考えよう」
2020年11月から北海道の寿都町と神恵内村で始まった核ごみ最終処分場のための文献調査は2年半以上が経過しました。その間に収集した地質図や学術論文などの文献は862件。資源エネルギー庁は技術的観点および経済社会的な観点からの評価基準の案をまとめた「文献調査段階の評価の考え方(案)」を公表しました。これに対するパブリックコメントが7月3日から始まっています。この「考え方(案)」に問題点はないのでしょうか?また技術的観点から審議した政府の地層処分技術ワーキンググループの議論は満足のいくものだったのでしょうか?
当室は、地層処分の問題を追及してきた北海道大学の小野有五名誉教授をお招きして、パブコメセミナーを開催することにしました。技術的に専門性が高く難解なこのトピックをできるだけ平易に解説して頂き、問題に対する理解を深めましょう。そしてパブコメを書いて、政府に疑問点をぶつけてみましょう。
■日時:7月19日 14時~15時30分
■講師:小野有五さん(北海道大学名誉教授・環境地理学)
■定員:500人
■参加費:無料(ご寄付歓迎 cnic.jp/support/donation)
■録画:www.youtube.com/watch?v=cyGnaWoyhpc
■講演資料:こちら
■関連資料:
文献調査段階の評価の考え方(案)
「文献調査段階の評価の考え方(案)」(技術的観点からの検討)
■「特定放射性廃棄物の最終処分に関する基本方針」の改定案に対するパブリック・コメント:
HPはこちら
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※当日はZOOMで配信を行います。
※コロナ感染拡大等、諸事情により内容の変更や中止もありえます。あらかじめご了承ください。
■主催・お問合せ:原子力資料情報室(CNIC)https://cnic.jp/