【研究レポート】「全国の牛乳に含まれる放射性セシウム濃度調査(2021年度) ―汚染の由来と基準値以下のリスクを検討する」
2021年度、原子力資料情報室と新宿代々木市民測定所は、前年度に引き続き、共同で牛乳の放射性セシウム濃度調査をおこないました。
AMP法を用いて全国の牛乳に含まれる微量の放射性セシウムを分析しました。その結果、西日本産を含むすべての商品から基準値以下の放射性セシウムを検出しました。測定結果をもとに、基準値以下の食品摂取による放射線被ばくリスクの 現状と、水道水などに含まれる発がん性化学物質によるリスクを比較し、産地で食品を選ぶことが「風評被害」なのか問題提起しました。
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本研究は一般財団法人大竹財団の助成を受けて実施しました。