6/12 「放射線のホント」撤回署名提出・福島原発事故関連課題の政府交渉
6/12 「放射線のホント」撤回署名提出・福島原発事故関連課題の政府交渉
政府は、年20ミリシーベルト基準による避難指示解除を進め、「風評払拭・リスクコミュニケーション強化戦略」に沿って省庁を挙げて、福島原発事故被ばくの健康影響はなく、福島は復興しつつあると世論を操作し、福島原発事故被害者を切り捨て、原発再稼働の地ならしをする政策を進めています。脱原発福島県民会議をはじめ9団体の政府交渉で「放射線のホント」撤回署名約3万筆を追加提出します。累計5万筆の署名を背景に、「放射線のホント」撤回、「福島原発事故被ばくは公衆の被ばく限度年1ミリシーベルトの法令違反」など福島事故関連の課題で政府を追及します。
【日にち】 6月12日(水)
【場 所】 参議院議員会館 B109会議室
12:15~ ロビーにて通行証配布
12:30~ 参加者打ち合わせ
13:00~ 復興庁・・・「放射線のホント」撤回署名の追加提出と交渉
14:00~ 原子力災害対策本部・・・年20mSvの帰還政策撤回を求めて
15:00~ 原子力規制庁、資源エネ庁・・・ALPS処理水海洋放出計画の撤回
原子力規制庁・・・モニタリングポスト撤去方針の撤回
16:00~16:30 交渉結果のまとめと参加者意見交流
【主 催】 脱原発福島県民会議、双葉地方原発反対同盟、原水爆禁止日本国民会議、原子力資料情報室、全国被爆2世団体連絡協議会、反原子力茨城共同行動、原発はごめんだ!ヒロシマ市民の会、チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西、ヒバク反対キャンペーン
【紹介議員】 福島みずほ参議院議員
・放射線のホント撤回署名ニュース第3号(12月20日政府交渉の報告)
・放射線のホント撤回署名ニュース第4号(6月12日政府交渉に向けて)
・放射線のホント撤回署名ニュース第5号(6月12日政府交渉報告)
6月12日署名提出と政府交渉の報告
福島からの5名をはじめ47名が参加し、放射線のホント撤回署名の第2回提出と、復興庁、原子力災害対策本部、原子力規制庁、資源エネルギー庁との交渉をおこないました。
1.放射線のホント撤回署名は累計15万筆を超えました。
12月20日提出 2万1234筆
今回提出 12万9676筆
ご協力いただいた約60の団体と各地の皆様、ありがとうございました。復興庁は「批判があることは承知している」と、初めて批判を認めました。しかし、「だからと言って内容の撤回までは考えていない。根拠をもって書いている。」と強弁しました。さらに署名を広げ、「放射線のホント」の撤回に追い込みましょう。
第5次集約は8月31日です。
2.公衆の被ばく限度年1ミリシーベルトは法律で守られていると認めさせました。これまで政府は「一般公衆の被ばく線量限度の規制は設けられていない。」と、福島原発事故の被ばく追及を門前払いしてきました。追及の突破口を開くことができました。福島事故被ばくが人権侵害であること、年20mSv基準撤回、ALPS処理水海洋放出撤回など当面する課題に活かしていきます。
その他の課題を含む交渉全体の報告は、署名ニュース第5号をご覧ください。