元東電社員から内部情報の通報

元東京電力の社員から以下の内容の情報が寄せられました。東電の内部の情報と考えられます。
Jビレッジへの寄付は当時、金額の大きさが問題となっていました。内部情報によれば、取締役会の議決なしに行われた違法な決定としています。


◎福島県のプルサーマル受け入れ交渉に絡む、一部社員の暴走と、それを追認する体裁を取り繕うための、取締役会議事録の改変(あきらかな商法違反)。

これには勝俣自身は関与していません(まだ役員では無かった)。

ただ、追認にあたって、当時企画部長だった勝俣が全く知らなかったとも考えられません。

時期は、平成3年の株主総会の前です。

当時、福島県知事は佐藤栄佐久でしたが、今はプルサーマルを受け入れなかった一事をもって、もてはやされていますが、実態は全く逆でした。

このころ、プルサーマル受け入れ交渉をしていたのが、立地環境本部(当時)の本部長だった常務(名前は失念しました)と当時課長だった人物。内々の知事の意向を受けた形で、本来、1億円以上の支出には、取締役会の議決が必要なはずなのに、それを全くせずに、突然、福島に100億円の寄付をする、と言う記者会見を行い、一時社内は大騒ぎになりました。

しかし、常務級も含めての発言でしたので、後に引けずに建設されたのが、今、事故対策本部がある、「Jビレッジ」です。

最終的には100億円を超える金額になりましたが、これを追認する為にあたかも、取締役会決議であるかのように、あとから議事録の改変が行われました。それを行った人物の名前も知っていますが、親しい人だったので、明かすのはためらわれます。

また、この元課長はこの責任を取れと言う意味で、Jビレッジの建設当初から、Jビレッジに出向させらましたが、そこで、佐藤栄佐久知事を支持する建設会社のみに指名入札させるという悪辣ぶりを発揮しました。

最終的には、2002年に、当時の荒木会長、南社長が引責辞任をした、一連のトラブル隠し事件の発端の時機に、佐藤栄佐久が態度を豹変させ、一度は表明した、プルサーマル受け入れを撤回しました。