エネルギー安全保障・脱炭素化に 原発は有効か? ~原発の再稼動、稼働延長、「革新炉」開発の問題を考える~
政府のGX実行会議は、2022年12月22日、2050年カーボンニュートラルを実現するための「GX実現に向けた基本方針 ~今後10年を見据えたロードマップ~」を決定しました。
基本方針は、「化石エネルギーへの過度な依存からの脱却を目指し、需要サイドにおける徹底した省エネルギー、製造業の燃料転換などを進めるとともに、供給サイドにおいては、足元の危機を乗り切るためにも再生エネ、原子力などエネルギー安全保障に寄与し、脱炭素効果の高い電源を最大限活用する」とし、原発を最大限活用する方針を打ち出しました。その中身は、2030年度の電源構成に占める原子力比率20~22%の確実な達成に向けた再稼動推進、運転期間の延長、「次世代革新炉」の開発・建設が含まれます。
福島原発事故から12年目を迎えようとしていますが、事故の原因究明は依然として進まず、廃炉への道筋も明らかではありません。にもかかわらず、国民的議論もないまま、第6次エネルギー基本計画から大きく方針転換した原発に関わる今回の決定の問題点を、原発問題の専門家である大島堅一さんと、政府の原子力小委員会メンバーである松久保肇さんをお迎えして学びます。
ぜひ、ご参加ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
エネルギー安全保障・脱炭素化に 原発は有効か?
~原発の再稼動、稼働延長、「革新炉」開発の問題を考える~
- 日時:2023年1月16日(月)18:30-20:30
- 開催形式:オンライン(Zoom)、定員90名
- プログラム:
①原子力は脱炭素社会の実現に有効か?:大島 堅一さん(龍谷大学政策学部教授)
②「原子力利用に関する基本的考え方」の課題と問題点:松久保 肇さん(原子力資料情報室事務局長)
③質疑応答
- 参加費:無料
- 申込み:先着順に受け付け、定員になり次第、締切となります(申込み締切:1月12日(木))。
下記リンクより申込みフォームに入力のうえ、申込フォームを送信ください。
- 主催:認定NPO法人 地球環境市民会議(CASA)
- お問い合わせ:CASA