2007/11/13

原子力資料情報室第63回公開研究会『なぜ活断層が見逃されたのか?―柏崎刈羽原発の安全審査を問う―』[2007/11/13]【終】

原子力資料情報室第63回公開研究会
なぜ活断層が見逃されたのか?
―柏崎刈羽原発の安全審査を問う―【終】

お話:渡辺満久さん(変動地形学・東洋大学教授)

ゲスト:武本和幸さん

日 時 : 11月13日(火)18:30~21:00【終】

場 所 : 総評会館2階201会議室
www.sohyokaikan.or.jp/access/

資料代 :¥800-

連絡先 : 原子力資料情報室 TEL.03-3357-3800

震度6強(M6.8)の地震に襲われた柏崎刈羽原子力発電所。原発敷地の隆起・沈降など、様々な変異が次々と報告されています。今回地震を起こしたと考えられる断層は、東京電力の設置許可申請書では最大でも約8キロ。しかし渡辺教授らは、「30キロ以上であることはほぼ間違いなく、安全審査の段階で確認可能だった」と指摘しています。
なぜ活断層が見逃されたのか?
なぜ断層の長さが簡単に値切られてしまったのか?
変動地形学の立場からみた柏崎刈羽原発の耐震安全性の問題、さらに日本の原発安全審査体制の構造的欠陥について問題提起していただきます。

【参考資料】
[速報]2007年中越沖地震震源域周辺海域の活断層
www.seis.nagoya-u.ac.jp/INFO/niigata070716/katsudansou.pdf
www.seis.nagoya-u.ac.jp/INFO/niigata070716/katsudanso2.pdf

図は参考資料より


12月12日(水)は第64回公開研究会
『保安検査官の写真が語る柏崎刈羽原発M6.8の現実』
cnic.jp/585