六ヶ所高レベル管理施設『意見陳述会』傍聴のご案内[2008/2/29]【終】
六ヶ所「高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)管理施設」設工認異議申し立て
~「口頭意見陳述会」傍聴のご案内~
【終】
◆1994年、核燃サイクル阻止一万人訴訟原告団は、六ヶ所再処理工場の中にある、「高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)管理施設」の設工認への異議申し立てを行いました。しかし国側はこの申し立てを14年間放置し、今年の1月中旬に突然、「口頭意見陳述会」の開催を一方的に通知してきました。
核燃サイクル阻止一万人訴訟原告団・弁護団では対応を協議し、日程を再度設定し直すことを条件に原子力安全保安院と交渉し、下記日程にて「口頭意見陳述会」に参加し、意見陳述を行うことになりました。
◆「高レベル施設設工認異議申し立て(口頭意見陳述会)」
2月29日(金)13:00~15:00
経済産業省別館10階1028会議室
www.meti.go.jp/intro/data/index_org.html
参加予定:
核燃サイクル阻止一万人訴訟原告団(外崎能子、鈴木敏嗣、井上年弘、ほか)
核燃サイクル阻止一万人訴訟弁護団(浅石紘爾弁護士、内藤隆弁護士、海渡雄一弁護士、伊東良徳弁護士)
原子力資料情報室(上澤千尋、澤井正子)
◆誰でも傍聴できます!
平日昼の日程ですが、ぜひ多くの皆さまの参加をお願いいたします。
傍聴希望の方は、
「核燃サイクル阻止一万人訴訟原告団」事務局(TEL&FAX 0178-47-2321)まで、電話かFAXで、2月25日(月)までに、傍聴申込をお願いいたします。
(陳述会は原子力安全保安院の主催という形になりますので、傍聴の登録が必要になります。)
◆「高レベル放射性廃棄物管理施設」は、日本の英・仏への海外委託再処理によって発生した高レベルガラス固化体を30~50年間貯蔵する施設で、現在フランスのラ・アーグ再処理工場から返還輸送されたガラス固化体1310本が貯蔵されています。今後イギリスのソープ再処理工場からもガラス固化体が輸送される予定になっています。
◆この施設は六ヶ所再処理工場と事業許可の段階では別の施設となっていますが、六ヶ所再処理工場の中に設置され、当初計画では六ヶ所工場の一部として計画されていたものです。またその構造も六ヶ所再処理工場の「高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)貯蔵施設」と同様のものです。さらに敷地の断層問題、航空機問題など再処理工場と共通の問題を多数含んでいます。
◆関連報道
【日本原燃】
施設のあらまし
www.jnfl.co.jp/jnfl/establishment.html
高レベル放射性廃棄物とは
www.jnfl.co.jp/business-cycle/4_haikibutsu/haikibutsu_03/_03_01.html
高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター
www.jnfl.co.jp/business-cycle/4_haikibutsu/haikibutsu_03/_03_02.html
高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターの操業状況(日本原燃)
www.jnfl.co.jp/daily-stat/20080214/high2.html
【東奥日報】
2008年1月26日(土)
www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20080126110346.asp
2008年1月18日(金)
www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20080118102911.asp