不当判決:長尾裁判判決要旨
本日、東京電力を相手に損害賠償を求めて闘ってきた長尾光明さんの裁判(2004年10月、東京地裁に提訴)の判決が言い渡されました。
原告側の主張を排斥する不当な判決です。
これまでの長尾裁判関係記事はこちらをごらんください。
404号(2008年2月6日発行)
東京電力を告発する長尾光明さんの原発裁判が結審、
5月23日判決 国策企業の本質が露呈した裁判
鈴木篤(長尾裁判弁護団・弁護士)
401号(2007年11月1日発行)
困難な日本の被曝労働者の実態―喜友名さんの労災と結審を迎える長尾裁判
渡辺美紀子(原子力資料情報室)
384号(2006年6月1日発行)
被曝の危険性の説明なかった―福島第一原発訴訟で長尾さんが証言
氏家義博(長尾訴訟弁護団・弁護士)
382号(2006年4月1日発行)
労災認定された長尾さんの多発性骨髄腫を東電が否定
4月6日、本人尋問の傍聴にぜひ参加してください!
渡辺美紀子(原子力資料情報室)
375号(2005年9月1日発行)
長尾原発労災裁判への国の補助参加に抗議しよう
川本浩之(よこはまシティユニオン/神奈川労災職業病センター)
372号(2005年6月1日発行)
放射線作業離職者に健康管理手帳を!
内山俊一(放射線作業離職者に健康管理手帳を!全国連絡会)
367号(2005年1月1日発行)
長尾さん被曝労働訴訟―多発性骨髄腫発症の因果関係を巡り全面的な争いに
渡辺美紀子(原子力資料情報室)
364号(2004年10月1日発行)
東電を告発する長尾原発裁判にご支援を!
363号(2004年9月1日発行)
労災保険と民事損害賠償について―
長尾光明さんの労災(多発性骨髄腫)認定と今後の裁判提訴について
川本浩之(神奈川労災職業病センター)
357号(2004年3月1日発行)
長尾さんに労災認定―切り捨てられてきた原発労働者の救済を!
渡辺美紀子(原子力資料情報室)
350号(2003年8月1日発行)
原発被曝労働者に発症した多発性骨髄腫を労災に認定せよ!!
―長尾さんの労災申請の意義―
村田三郎(阪南中央病院内科部長・検診センター長)
厚生労働省は、2003年10月に電離放射線障害の業務上外に関する検討会(座長:坂井邦夫・新潟大学医学部放射線科教授)をたちあげ、月1回のペースで検討した。3回目の12月11日の検討会で、長尾さんの多発性骨髄腫を業務上の疾病と結論を出した。
検討会で検討された内容の開示を求めたが、この多発性骨髄腫に関する疫学研究の文献レビューだけをホームページで公開した。